EXHIBITIONS

リアル(写実)のゆくえ

現代の作家たち 生きること、写すこと

2022.11.29 - 2023.01.29

高橋由一 読本と草紙 1874-75  金刀比羅宮蔵

深堀隆介 桜升 命名 淡紅 2017 平塚市美術館蔵

本郷真也 盈虚 ―鐵自在イグアナ― 2019-22 個人蔵

満田晴穂 一如 2019 ホキ美術館蔵

七搦綾乃 rainbows edge XⅣ 2021 作家蔵

 新潟市美術館が企画展「リアル(写実)のゆくえ 現代の作家たち 生きること、写すこと」を開催する。

 本展は、明治以降の日本絵画・彫刻・工芸における「写実」表現が、現代の作家たちにどのように継承・再考されてきたのかをひも解く試み。松本喜三郎や安本亀八による生人形、高橋由一、高村光雲から現代の自在工芸、七搦綾乃(ななからげ・あやの)や小谷元彦の新作、さらには義手の表現に至るまで、日本古来の伝統の伏流を探りながら展望する。

 出展作家は、(絵画)高橋由一、本田健、深堀隆介、水野暁、安藤正子、秋山泉、牧田愛、横山奈美、(立体)松本喜三郎、安本亀八、室江吉兵衛、室江宗智、高村光雲、関義平、須賀松園(初代)、平櫛田中、佐藤洋二、前原冬樹、若宮隆志、小谷元彦、橋本雅也、満田晴穂、中谷ミチコ、本郷真也、上原浩子、七搦綾乃。