EXHIBITIONS
めをあける
KATSUYA SUSUKI GALLERYで、稲垣美侑の個展「めをあける」が開催される。
稲垣美侑は、2014年に東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻を卒業。家や空き地、庭先、縁のある土地など、身近な住環境や自然への観察行為によって、個人や場所に内包される記憶や諸感覚を軸に、人々の生きる場所やそこに広がるイメージについて問い続ける作品を制作している。近年では、生活の傍らに位置する「庭」をモチーフに、人間と動植物、自然と人工、日常と非日常、生と死といった二項対立化する存在の中間領域を探るような作品シリーズを展開している。
本展のタイトルにある「め」には、「目」と「芽」の2つの意味が内包されている。稲垣は、「世界とのつなぎ目として絵画が存在していると同時に、真っさらな画布の向こう側に、まだ見えていない何かが潜在しており、絵を描く行為によって視覚的に表せることができる」と考えている。
本展覧会ではこの2つのテーマをもとに、これまでとは違った素地を取り入れながら、油彩作品、陶器、ドローイングなどの新作を中心に展示する。
稲垣美侑は、2014年に東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻を卒業。家や空き地、庭先、縁のある土地など、身近な住環境や自然への観察行為によって、個人や場所に内包される記憶や諸感覚を軸に、人々の生きる場所やそこに広がるイメージについて問い続ける作品を制作している。近年では、生活の傍らに位置する「庭」をモチーフに、人間と動植物、自然と人工、日常と非日常、生と死といった二項対立化する存在の中間領域を探るような作品シリーズを展開している。
本展のタイトルにある「め」には、「目」と「芽」の2つの意味が内包されている。稲垣は、「世界とのつなぎ目として絵画が存在していると同時に、真っさらな画布の向こう側に、まだ見えていない何かが潜在しており、絵を描く行為によって視覚的に表せることができる」と考えている。
本展覧会ではこの2つのテーマをもとに、これまでとは違った素地を取り入れながら、油彩作品、陶器、ドローイングなどの新作を中心に展示する。