モリソン小林「鉄の花 鉄の草」

　Galerie LIBRAIRIE6で、モリソン小林による個展「鉄の花 鉄の草」が開催されている。

　モリソン小林は、高山植物の保護団体に所属しており、北アルプスや尾瀬、丹沢などの野山に足を運び写真撮影や写生を重ねてきた。自然との共生や循環社会をテーマに植物の生命力や美しさ、また植物たちが朽ちていく姿を、金属を用いて表現する。

　鉄に金切り鋏を入れ加工し、錆びさせ、着彩して制作された作品群は、本物の植物と見紛うほどのものとなっている。本展では、フレーム作品、立体をあわせて約25点紹介している。