EXHIBITIONS
赤松音呂
Chozumaki / Chijikinkutsu
インスタレーションをはじめ、パフォーマンス、ビデオ、立体、絵画など様々なメディアで、普段の生活上でひそかに脈打つリズムを掬い上げてきた赤松音呂(ねろ)。2015年には、オーストリアで開催される国際的なメディアアートのコンペティション「アルス・エレクトロニカ賞」でゴールデン・ニカ賞(グランプリ)を受賞し、近年は、デバイスを使ったインスタレーションを手がけている。
本展ではゴールデン・ニカ賞の受賞作品《チジキンクツ》と《チョウズマキ》を発表。《チョウズマキ》はガラス器の水の中に発生する渦巻きのゆらぎの音が用いられ、「地磁気」と「水琴窟」を組み合わせた赤松による造語から取った《チジキンクツ》では、水が注がれたコップにあらかじめ磁化された縫い針を表面張力で浮かせ、無数の小さな針先が磁場に引き寄せられることで、微細な音を奏でる。
本展ではゴールデン・ニカ賞の受賞作品《チジキンクツ》と《チョウズマキ》を発表。《チョウズマキ》はガラス器の水の中に発生する渦巻きのゆらぎの音が用いられ、「地磁気」と「水琴窟」を組み合わせた赤松による造語から取った《チジキンクツ》では、水が注がれたコップにあらかじめ磁化された縫い針を表面張力で浮かせ、無数の小さな針先が磁場に引き寄せられることで、微細な音を奏でる。