EXHIBITIONS
アニアス・ワイルダー
Until the End of Time
重力、時間、空間についての考察から生み出される彫刻的インスタレーションで国際的に評価されるアニアス・ワイルダーが、アートコートギャラリーでの10年ぶりとなる個展を開催する。
ワイルダーは1967年スコットランド・エディンバラ生まれ、90年代後半より制作を開始。20年にわたる活動で一貫して、一定の条件のもと最小限の要素のみを用いてつくられる創造的世界に潜む可能性を追求し、自身の表現を展開してきた。釘や接着剤を一切使用しない作品は、均一に製材された何千もの木片の間に働く均衡と摩擦、重力の作用を見極めながら、時間をかけて緻密に積み上げられる。
本展では、約10度の傾きで立ち上がる、高さおよそ7メートルの円柱状の作品《Untitled #201》、100年前のユーカリの古材を用いて展示空間を伸びやかに横切るインスタレーション《Untitled #202》を制作・展示。過ぎゆく時間についての思考を呼び覚ます場の創出を試みる。
ワイルダーは1967年スコットランド・エディンバラ生まれ、90年代後半より制作を開始。20年にわたる活動で一貫して、一定の条件のもと最小限の要素のみを用いてつくられる創造的世界に潜む可能性を追求し、自身の表現を展開してきた。釘や接着剤を一切使用しない作品は、均一に製材された何千もの木片の間に働く均衡と摩擦、重力の作用を見極めながら、時間をかけて緻密に積み上げられる。
本展では、約10度の傾きで立ち上がる、高さおよそ7メートルの円柱状の作品《Untitled #201》、100年前のユーカリの古材を用いて展示空間を伸びやかに横切るインスタレーション《Untitled #202》を制作・展示。過ぎゆく時間についての思考を呼び覚ます場の創出を試みる。