EXHIBITIONS
白隠禅師250年遠諱記念展
駿河の白隠さん
駿河国原宿(現・静岡県沼津市原)に生まれ、江戸時代中期に活躍した臨済宗の傑僧・白隠慧鶴(はくいん・えかく)。15歳のとき原の松蔭寺にて出家、信州の道鏡慧端(どうきょう・えたん)に参禅し、真の悟りを得て帰郷後、白隠と号した。
白隠は坐禅のみならず、日々の一切の行いが修行であり悟りの道であるとして、諸国を巡って精力的に講義を行い、禅僧を指導。また在家のために絵や書を手がけ、禅の心を伝えた。その内容は高僧の語録集や公案に関する著作本をはじめ、達磨や釈迦、観音などの禅画、墨蹟、天神や七福神の民間信仰の神々、昔語りや流行歌まで幅広くおよぶ。
白隠禅師250年の御遠諱(ごおんき)を記念する本展では、静岡県内の寺院や個人の所蔵品、ゆかりの書画を中心に約90点を展示。ときに厳しく叱咤し、ときに微笑みを湛え慈愛で諭し、懐中に深く入る白隠のメッセージは、時代を超えて現代の人々の心に響くだろう。
白隠は坐禅のみならず、日々の一切の行いが修行であり悟りの道であるとして、諸国を巡って精力的に講義を行い、禅僧を指導。また在家のために絵や書を手がけ、禅の心を伝えた。その内容は高僧の語録集や公案に関する著作本をはじめ、達磨や釈迦、観音などの禅画、墨蹟、天神や七福神の民間信仰の神々、昔語りや流行歌まで幅広くおよぶ。
白隠禅師250年の御遠諱(ごおんき)を記念する本展では、静岡県内の寺院や個人の所蔵品、ゆかりの書画を中心に約90点を展示。ときに厳しく叱咤し、ときに微笑みを湛え慈愛で諭し、懐中に深く入る白隠のメッセージは、時代を超えて現代の人々の心に響くだろう。