EXHIBITIONS
小牟田悠介「space aspec」
折り紙のパターンから抽象絵画を制作するアーティスト・小牟田悠介の6年ぶりとなる個展が開催されている。
小牟田は1983年大阪生まれ。2007年京都造形芸術大学芸術学部美術工芸学科卒業、09年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修士修了。13年にSCAI THE BATHHOUSE(東京)にて個展「Color Unfolds」を開催したほか、同ギャラリーより世界各地のアートフェアにも出品しており、国内外で活動の場を広げている。
小牟田の代表作は、折り紙でつくった飛行機やツルなどの展開図をもとに描く絵画シリーズ。平面の紙を折って立体化し、再び平面に戻す運動の痕跡を絵具でなぞり、幾何学模様を生み出す。ジオメトリックなパターンが展開されるだけでなく、そのパターンのなかに光に包まれた教会のような、また水晶洞窟の内部のような幻想的な空間が浮かび上がるところに特徴がある。
本展では、小牟田が近作手がけるシリーズや、鏡面ステンレス板に折り紙の展開図を刻印した作品を展示。また会期中には、「具体的に話す、抽象絵画」をテーマに、小牟田と同世代の抽象絵画を制作するアーティスト、村山悟郎らとのトークセッションを開催する。
第1弾の「絵をつくる経緯について詳しく聞く」(10月14日)では松下徹を聞き手に迎え、小牟田の1枚1枚の絵に対するコンセプトや制作に至るまで、作品をめぐりながらインタビュー形式でトークショーを行う。
小牟田は1983年大阪生まれ。2007年京都造形芸術大学芸術学部美術工芸学科卒業、09年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修士修了。13年にSCAI THE BATHHOUSE(東京)にて個展「Color Unfolds」を開催したほか、同ギャラリーより世界各地のアートフェアにも出品しており、国内外で活動の場を広げている。
小牟田の代表作は、折り紙でつくった飛行機やツルなどの展開図をもとに描く絵画シリーズ。平面の紙を折って立体化し、再び平面に戻す運動の痕跡を絵具でなぞり、幾何学模様を生み出す。ジオメトリックなパターンが展開されるだけでなく、そのパターンのなかに光に包まれた教会のような、また水晶洞窟の内部のような幻想的な空間が浮かび上がるところに特徴がある。
本展では、小牟田が近作手がけるシリーズや、鏡面ステンレス板に折り紙の展開図を刻印した作品を展示。また会期中には、「具体的に話す、抽象絵画」をテーマに、小牟田と同世代の抽象絵画を制作するアーティスト、村山悟郎らとのトークセッションを開催する。
第1弾の「絵をつくる経緯について詳しく聞く」(10月14日)では松下徹を聞き手に迎え、小牟田の1枚1枚の絵に対するコンセプトや制作に至るまで、作品をめぐりながらインタビュー形式でトークショーを行う。