大阪万博50周年記念展覧会

　1970年にアジアで初開催された日本万国博覧会（大阪万博）。77の国と地域が参加し、国内外から6400 万人以上の来場者が訪れた大阪万博の舞台となった広場は、その後、太陽の塔などのレガシーを残しつつ、いまは緑に包まれた記念公園として多くの人に愛されている。

　大阪万博が今年50周年を迎える節目に、当時の記憶をひも解く本展では、岡本太郎らに関わる当時の貴重な作品や資料と、大阪万博に影響を受けたアーティストたちによる新たな作品を展示。レガシーの再現と、継承（＝バージョンアップ）を試みる。

　出展作家は、太郎のほか、宇川直宏、西野達、蓮沼執太、フランソワ・バシェ、DOMMUNE LIVEの6組。ゲストに、一柳慧（作曲家）、宇川直宏（DOMMUNE）西耕一（音楽プロデューサー)、樋口尚文（映画監督）、樋口真嗣（映画監督）、ナビゲーターに玉置泰紀（KADOKAWA）を迎える。

　各アーティストの作品は、T-ART HALL、ボンドストリート、ボードウォーク、T-PASSAGE、天王洲オーシャンスクエア、TERRATORIAほか、天王洲エリアを中心に展示。また本展は、万博記念機構がアーカイヴしてきた資料約5000点を一挙に見ることができる貴重な機会となる。