EXHIBITIONS
10周年記念展
Decade vol.1
Yoshimi Artsの開廊10周年を記念した展覧会「Decade vol.1」が開催。ギャラリーの取り扱いアーティスト4名、興梠優護(こうろぎ・ゆうご)、笹川治子、佐藤未希、寺林武洋が参加する。
2020年という年は、世界的な感染症の拡大により様々な分野にその影響が波及し、人々はこれまでとは違う生活様式で日々を過ごすことを余儀なくされている。Yoshimi Artsは、人類とともに歩んできた芸術に対しては長期的な見地でとらえる必要があるいっぽう、作家がいまどのような作品を制作するのかということは、その変化の有無に関わらず重要で、それらの作品は2020年に何が起こったかを示す手がかりを後世に残す役割を持ち合わせていると考えている。
本展では、主に人体をモチーフに、具象と抽象の境界を思わせる筆致の絵画によって、感情の揺らぎを表現してきた興梠、メディアはどのような影響を生み出すのかをテーマに、身の回りの出来事を作品としてトレースし可視化する笹川、映像や写真から人物の「顔」をランダムに選択し、それを媒介にドローイングを何回も重ね、世界に対する言語化できない解釈を描こうとする佐藤、普段生活で使用しているものや関係性のある風景を描写し、画像や映像を通して世界を知覚する現代においては逆説的な制作を行う寺林の、作家4名による新作を展示。2020年の様相を提示する作品が並ぶ。
2020年という年は、世界的な感染症の拡大により様々な分野にその影響が波及し、人々はこれまでとは違う生活様式で日々を過ごすことを余儀なくされている。Yoshimi Artsは、人類とともに歩んできた芸術に対しては長期的な見地でとらえる必要があるいっぽう、作家がいまどのような作品を制作するのかということは、その変化の有無に関わらず重要で、それらの作品は2020年に何が起こったかを示す手がかりを後世に残す役割を持ち合わせていると考えている。
本展では、主に人体をモチーフに、具象と抽象の境界を思わせる筆致の絵画によって、感情の揺らぎを表現してきた興梠、メディアはどのような影響を生み出すのかをテーマに、身の回りの出来事を作品としてトレースし可視化する笹川、映像や写真から人物の「顔」をランダムに選択し、それを媒介にドローイングを何回も重ね、世界に対する言語化できない解釈を描こうとする佐藤、普段生活で使用しているものや関係性のある風景を描写し、画像や映像を通して世界を知覚する現代においては逆説的な制作を行う寺林の、作家4名による新作を展示。2020年の様相を提示する作品が並ぶ。