EXHIBITIONS
東日本大震災復興祈念
東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展
東山魁夷(1908〜1999)は戦後日本を代表する国民的画家。清澄な色彩と平明な描写のなかに深い精神性と豊かな叙情を湛えた風景画は、日本人の自然観や心情を普遍的に表現したものとして、いまも多くの人々に親しまれている。
東日本大震災から10年の節目を控え、東北の復興を祈念して岩手県立美術館で開催されている「東日本大震災復興祈念 東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展」は、東山の大作「唐招提寺御影堂障壁画」全68面を県内で初公開。この障壁画は、天平時代に幾多の試練を乗り越えて中国から来日し、唐招提寺を開いた鑑真和上に捧げるため、東山が10年もの歳月を費やした画業の集大成だ。
会場では、御影堂の内部を再現して障壁画を展示するほか、制作するにあたり、日本や中国各地で取材を重ねたスケッチや下図、試作などもあわせて紹介。全68面の襖絵の構想から完成に至るまで、画家が歩んだ足跡をたどる(会期中、スケッチ、下図などについて展示替えあり)。
東日本大震災から10年の節目を控え、東北の復興を祈念して岩手県立美術館で開催されている「東日本大震災復興祈念 東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展」は、東山の大作「唐招提寺御影堂障壁画」全68面を県内で初公開。この障壁画は、天平時代に幾多の試練を乗り越えて中国から来日し、唐招提寺を開いた鑑真和上に捧げるため、東山が10年もの歳月を費やした画業の集大成だ。
会場では、御影堂の内部を再現して障壁画を展示するほか、制作するにあたり、日本や中国各地で取材を重ねたスケッチや下図、試作などもあわせて紹介。全68面の襖絵の構想から完成に至るまで、画家が歩んだ足跡をたどる(会期中、スケッチ、下図などについて展示替えあり)。