EXHIBITIONS
博物館に初もうで
東京国立博物館は2021年1月2日より、恒例の正月企画「博物館に初もうで」を開催。干支をテーマにした特集展示や、新春にふさわしい品々を展示する。
2021年の干支は「丑」。力強く従順で、人の営みを傍らで支え続けてきた牛は、平安時代には貴族の生活と密着して牛車の文化を育み、時には神の乗り物や仏教における悟りの象徴ともみなされた。
特集「博物館に初もうで ウシにひかれてトーハクまいり」(本館 特別1室・特別2室)では、「牛」にまつわる豊かな歴史と文化を紹介する。
タイトルにある「ウシにひかれてトーハクまいり」は、「牛に引かれて善光寺参り」という諺をもとにしたもの。「身近に起こった出来事に導かれて、思いがけない縁が結ばれること」の例えで、「パンデミックの状況だからこそ、展示作品との思いがけない出会いを通して、改めてトーハクと縁を結んでほしい」という思いが込められている。
干支をテーマにした特集展示に加え、本館の各展示室では、新春の目玉である国宝《松林図屛風》(長谷川等伯筆)をはじめ、新年の訪れを祝して吉祥作品や名品の数々を公開する。
また博物館の正門、本館玄関、本館大階段では、池坊・蔵重伸がしつらえた正月の飾りを見ることができる(2021年1月2日~1月11日)。
※新型コロナウイルス感染防止のため、2021年1月2日・3日に予定していた和太鼓や獅子舞のイベントは中止。入館にはオンラインでの事前予約が必要。詳細は公式ウェブサイトへ。
2021年の干支は「丑」。力強く従順で、人の営みを傍らで支え続けてきた牛は、平安時代には貴族の生活と密着して牛車の文化を育み、時には神の乗り物や仏教における悟りの象徴ともみなされた。
特集「博物館に初もうで ウシにひかれてトーハクまいり」(本館 特別1室・特別2室)では、「牛」にまつわる豊かな歴史と文化を紹介する。
タイトルにある「ウシにひかれてトーハクまいり」は、「牛に引かれて善光寺参り」という諺をもとにしたもの。「身近に起こった出来事に導かれて、思いがけない縁が結ばれること」の例えで、「パンデミックの状況だからこそ、展示作品との思いがけない出会いを通して、改めてトーハクと縁を結んでほしい」という思いが込められている。
干支をテーマにした特集展示に加え、本館の各展示室では、新春の目玉である国宝《松林図屛風》(長谷川等伯筆)をはじめ、新年の訪れを祝して吉祥作品や名品の数々を公開する。
また博物館の正門、本館玄関、本館大階段では、池坊・蔵重伸がしつらえた正月の飾りを見ることができる(2021年1月2日~1月11日)。
※新型コロナウイルス感染防止のため、2021年1月2日・3日に予定していた和太鼓や獅子舞のイベントは中止。入館にはオンラインでの事前予約が必要。詳細は公式ウェブサイトへ。