EXHIBITIONS

Kyoto Perspective

2021.08.07 - 08.29

左:岡田佑里奈《ドリームインアウト》(2021)
右:土取郁香《I and You》(2020) 参考作品画像

左:藤本純輝《Olive_03》(2020)
右:油野愛子《The house》(2021) 参考作品画像

藤田紗衣 DDD(warp) 2020 参考作品画像

左:大庭大介《THE BATTLE STAGE》(2013)
Photo by Nobutada Omote Courtesy of SCAI THE BATHHOUSE
右:薄久保香《An experiment based on an accidental 偶然の実験室》(2018) 参考作品画像

左:池田光弘《blue(no.1)》(2021)
右:鬼頭健吾《cosmic grave》 画像提供=rin art association 参考作品画像

 ANB Tokyoではグループ展「Kyoto Perspective」を開催。岡田佑里奈、土取郁香、藤田紗衣、藤本純輝、油野愛子、池田光弘、薄久保香、大庭大介、鬼頭健吾のアーティスト9名が参加する。

 国内有数の美術大学がある京都は、多くのアーティストたちを輩出し、日本のアートシーンに大きな影響を与えてきた。2018年より始まった「ARTISTS’ FAIR KYOTO」は、アーティストオリエンテッド(アーティストを第一に考えた)を掲げ、若手アーティストが「芸術で生きて行く」ことができるよう支援していく新しいかたちのアートフェアとして注目を集めている。経験豊富なアーティストたちが、自分たちがどのようにアーティストとして生きてきたかを表現しながら、若手アーティストたちを支援する本フェアは、いまの京都のアートシーンの熱量を伝えている。

「Kyoto Perspective」は、AFK2021に参加した若手アーティストと、AFK2021アドバイザリーボードのアーティストのなかからANB Tokyoがセレクションし、東京で開催するグループ展。AFK2021に出展した若手アーティストから岡田佑里奈、土取郁香、藤田紗衣、藤本純輝、油野愛子ら5名のアーティストを、そして5名を推薦したアドバイザリーボードのアーティストより池田光弘、薄久保香、大庭大介、鬼頭健吾の4名の作品を展示している。

 本展は、京都で育まれた世代を越えたアーティストたちの連帯を紹介するとともに、京都と東京との新しい交流回路を拓いていく試みとなる。