EXHIBITIONS
アーティスト・イン・ミュージアム AiM Vol.11
横山奈美
アートが生まれる瞬間を体験できる岐阜県美術館の「アーティスト・イン・ミュージアム(AiM)」。11回目となる今回は、「もの」の根源的な存在感や美しさを提示するアーティスト・横山奈美が、同館のアトリエで滞在制作し展示を行う。
横山は1986年岐阜県生まれ。2010年愛知県立芸術大学油画専攻卒業、12年同大学大学院美術研究科油画版画領域修了。消費され捨てられるものに光を当て、それを描く「最初の物体」シリーズ(2012〜)や、ネオンをモチーフに、ガラス管や背後に存在する配電線、フレームまで克明に描く「ネオン」シリーズ(2016〜)などを制作。ものを見て描くという行為を通し、私たちやものに与えられた役割や制度を再考する。
本展では、芝生に寝そべる自身を1日1枚描くドローイング「forever」を制作。本展に寄せて、作家は次のコメントを出している。
「人が定めてきた美しさや価値とは何かを、ものを見て描くことを通して考えてきました。滞在制作で取り組む『forever』は、芝生に寝そべる私を1日1枚描いていくドローイング作品です。1日目に描いた絵を見ながら2日目も同じように描いていきます。今回は、岐阜県美術館のアトリエで30日間続けてみようと思います。これは、なんでもない私でいることを明日へ繋ぐ行為です。行為の結果、どのような景色が見られるのか楽しみです(横山奈美)」。
横山は1986年岐阜県生まれ。2010年愛知県立芸術大学油画専攻卒業、12年同大学大学院美術研究科油画版画領域修了。消費され捨てられるものに光を当て、それを描く「最初の物体」シリーズ(2012〜)や、ネオンをモチーフに、ガラス管や背後に存在する配電線、フレームまで克明に描く「ネオン」シリーズ(2016〜)などを制作。ものを見て描くという行為を通し、私たちやものに与えられた役割や制度を再考する。
本展では、芝生に寝そべる自身を1日1枚描くドローイング「forever」を制作。本展に寄せて、作家は次のコメントを出している。
「人が定めてきた美しさや価値とは何かを、ものを見て描くことを通して考えてきました。滞在制作で取り組む『forever』は、芝生に寝そべる私を1日1枚描いていくドローイング作品です。1日目に描いた絵を見ながら2日目も同じように描いていきます。今回は、岐阜県美術館のアトリエで30日間続けてみようと思います。これは、なんでもない私でいることを明日へ繋ぐ行為です。行為の結果、どのような景色が見られるのか楽しみです(横山奈美)」。