EXHIBITIONS

国立国際美術館コレクション 現代アートの100年

2022.04.02 - 05.29

ヴァシリー・カンディンスキー 絵の中の絵 1929

ポール・セザンヌ 宴の準備 1890頃

アルベルト・ジャコメッティ ヤナイハラⅠ 1960-61 撮影=福永一夫

森村泰昌 肖像(ゴッホ) 1985

 広島県立美術館で特別展「国立国際美術館コレクション 現代アートの100年」が開催される。

 美術の世界は大きく変容した20世紀初頭では、常識を覆す作品が次々と現れ、美術に対する見方・価値観が大きく揺いだ。

 本展は、「近代から現代へ-20世紀美術のはじまり」「前衛の波、イズムの連鎖-戦後美術の流れ」「理性を越えて―1980年以後、時代を写す作家たち」「日本発、アートの多様性-80年代から現在まで」の4章で構成。国立国際美術館が収蔵する国内外の作家たちの名品約70点により、今日までの美術の動向をたどる。

  20世紀の絵画に多大な影響を与えたポール・セザンヌや、現代美術の父とも呼ばれるマルセル・デュシャンら巨匠から、ポップ・アートの旗手アンディ・ウォーホル、日本を代表する現代作家である草間彌生や森村泰昌、奈良美智まで。刺激的で心地よい、100年の美術を巡る旅へ案内する。