EXHIBITIONS

KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2022

京都文化博物館 別館、京都市美術館別館、出町桝形商店街、DELTA/KYOTOGRAPHIE Permanent Space、ASPHODEL、誉田屋源兵衛 黒蔵、奥座敷、嶋䑓ギャラリーほか
2022.04.09 - 05.08

ギイ・ブルダン
© The Guy Bourdin Estate 2022 Courtesy of Louise Alexander Gallery

マイムーナ・ゲレーシ Sebaätou Rijal 2 BHC 2020
© Maïmouna Guerresi Courtesy Mariane Ibrahim Gallery

イサベル・ムニョス 無題(「Japan」シリーズより) 2017 © Isabel Muñoz

鷹巣由佳 ©️ Yuka Takasu

地蔵ゆかり ZAIDO © Yukari Chikura

林典子 1961年、北朝鮮への渡航直前に初めてチマチョゴリを着用し夫と写真に写る井手多喜子さん

細倉真弓 NEW SKIN ©︎ Mayumi Hosokura

稲岡亜里子 Eagle and Raven ©︎ Ariko Inaoka

岩根愛 A NEW RIVER ©︎ Ai Iwane

Momo Okabe ILMATAR 2020 ©︎ Momo Okabe

清水はるみ mutation / creation ©︎ Harumi Shimizu

鈴木麻弓 HOJO ©︎ Mayumi Suzuki

殿村任香 die of love © Hideka Tonomura

𠮷田多麻希 Negative Ecology ©︎ Tamaki Yoshida

 今年で10回目を迎える「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2022」のテーマは「ONE」。仏教用語の「一即一切、一切即一」からとり、「あらゆるものは一つに繋がり、関わり合って存在しているということ」の意味が込められている。

 2022年のKYOTOGRAPHIEは、個々の存在を祝うとともにその多様性について讃え、そしてともに「Restart(再起動)し、関係性をもう一度Reconnect(再接続)し、コロナ後の新しい世界へ向けてRevival(再生)していきたい」としている。

 今回の会場となるのは、京都文化博物館 別館、京都市美術館別館、出町桝形商店街、DELTA/KYOTOGRAPHIE Permanent Space、ASPHODEL、誉田屋源兵衛 黒蔵、奥座敷、嶋䑓ギャラリー、琵琶湖疏水記念館、Y gion、両足院(建仁寺山内)、HOSOO GALLERYなど京都市内各所。20世紀の巨匠や気鋭作家などが参加し、国内外から集まった写真作品を、趣きのある歴史的建造物やモダンな近現代建築の空間に展示する。

 参加アーティストは、ギイ・ブルダン、アーヴィング・ペン、プリンス・ジャスィ、イサベル・ムニョス×田中泯×山口源兵衛、マイムーナ・ゲレシ、サミュエル・ボレンドルフ、パオロ・ウッズ & アルノー・ロベール、鷹巣由佳、奈良原一高、地蔵ゆかり、林典子、細倉真弓、稲岡亜里子、岩根愛、岡部桃、清水はるみ、鈴木麻弓、殿村任香、𠮷田多麻希ら。計10プログラムが展開される。

 またサテライトイベント「KG+(ケージプラス)」も開催。これから活躍が期待される写真家やキュレーターの発掘と支援を目的とした公募型アートフェスティバルは今年で9回目を迎え、意欲ある展覧会を元・京都市格致小学校をはじめとする市内各所で行う。各会場・展示の最新情報は公式ウェブサイトをチェックしてほしい。