千住博とチームラボがコラボレーション。大阪・堂島リバーフォーラムで展覧会を開催
日本を代表する画家である千住博と、最新テクノロジーを用いた作品を発表するチームラボによるコラボレーション展覧会「堂島リバーフォーラム開館10周年特別企画 千住博 & チームラボ コラボレーション展『水』」が開催される。会期は2018年7月14日〜9月9日。
千住博は1958年東京生まれ。82年に東京藝術大学を卒業後、84年に同大学院修士課程を修了。87年に同大学院博士課程を単位取得満期退学。95年に参加した第46回ヴェネチア・ビエンナーレにて発表した作品《The Fall》でアジア人として初の名誉賞を受賞した。以降日本のみならず国際的に注目をあつめ、欧米やアジア圏など各国で展覧会を開催、作品は日米の主要美術館に収蔵されている。2007年~13年に京都造形芸術大学学長をつとめ、現在は京都造形芸術大学大学院教授。
いっぽうのチームラボは、ウルトラテクノロジスト集団として01年から活動を開始。アート、サイエンス、テクノロジー、デザイン、自然界の交差点を模索している。メンバーはアーティスト、プログラマ、エンジニア、CGアニメーター、数学者、建築家など、様々な分野のメンバーから構成されている。世界中で個展を開催しており、18年6月21日には東京・お台場のパレットタウン大観覧車下に、デジタルアートミュージアム「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless」をオープンすることで注目を集めている。
この両者によるコラボレーション展示「千住博 & チームラボ コラボレーション展『水』」が、大阪・堂島リバーフォーラムの開館10周年記念特別企画として開催される。
展示されるのは、千住の《The Fall》(2018)と、チームラボの《Black Waves: Wander, Discover and Re-emerge》。
千住の代名詞ともいえる水の作品とともに、チームラボによる最新デジタルテクノロジーを駆使した水の表現を楽しむことができる。