エドガー・アラン・ポーの『大鴉』に触発されたシリーズも。画家・宮下さゆりが個展「光、密室」で新作を発表
画家・宮下さゆりの個展「光、密室」が、東京・目白のTALION GALLERYで開催される。本展では、エドガー・アラン・ポーによる詩『大鴉』に触発された連作のほか、新作も発表されるという。会期は2019年1月12日〜2月10日。
宮下さゆりは1988年長野県生まれの画家。2011年に武蔵野美術大学油絵学科を卒業後、13年に同大学院造形研究科油絵コースを修了した。
近年は、東京・国分寺のswitch pointでの個展「あなたはどこへ」(〜2018年11月3日)のほか、東京・目白のTALION GALLERYで個展「視界のゆめ」(2016)、「テーブルはステージになる」(2014)のほか、グループ展「成熟と喪失」(2013)にも参加した宮下。そして今回、同ギャラリーで3回目となる個展が開催される。
本展では、2018年の1年間で同ギャラリーのミーティングスペースに1点ずつ作品を公開していくプロジェクトで発表した「大鴉」シリーズのほか、新作が発表されるという。エドガー・アラン・ポーの『大鴉』という詩に触発された同シリーズは、限定された虚構の空間への眼差しを主題とした連作だ。