オープニング作品は立石従寛の新作インスタレーション。「海岸線アートプロジェクト」が千葉・勝浦で始動
千葉・勝浦にて「海岸線アートプロジェクト」が始動。そのオープニング作品として美術家・音楽家の立石従寛による新作インスタレーション「Beach on Beach」が展示されている。会期は8月31日まで。
千葉・勝浦にて「海岸線アートプロジェクト」が始動した。そのオープニング作品として美術家・音楽家であり、アートスペース「The 5th Floor」や「TOH」、暮らしの実験場「TŌGE」の立ち上げを行ってきた立石従寛による新作インスタレーション「Beach on Beach」が勝浦海中公園内に展示されている。会期は8月31日まで。
立石は東京と長野を拠点に活動を展開している美術家、音楽家、エキシビジョンメイカー。仮想と現実、自然と人工、制作と運営など、相対する境界の融和をテーマに、様々な手法を用いたインスタレーションや、<木を食べる>フード・プロダクトの開発など、横断的に活躍の場を広げている。
本プロジェクトで展示される作品は、勝浦の土地やユートピアをテーマにしたもの。浜辺に浜辺を積み上げることによって、人による、浜辺=太古の記憶への影響を浮き彫りにするエコロジーアート、もしくは環境インスタレーションだと立石は考える。
また、本プロジェクトの開催を記念し、レセプションパーティーが実施される。立石による作品解説や、本プロジェクト協力のSalt groupによる「海岸線アートプロジェクト」の今後、また、建築家の寺本健一をゲストに迎えたトーク・セッションが実施予定だ。