「GALLERY TARGET」が神宮前5丁目に移転オープン。こけら落としはジェフ・マクフェトリッジの個展
花井祐介、長場雄、KYNE、ロッカクアヤコなどの取り扱いで知られる現代美術ギャラリー「GALLERY TARGET」が、神宮前5丁目に移転オープンした。こけら落としとしてカナダを拠点に活動するジェフ・マクフェトリッジの個展「BELIEF IN SPRING (ASLEEP UNDER ICE)」が開幕した。
2007年3月に水野桂一によって設立された、東京・神宮前の現代美術ギャラリー「GALLERY TARGET」。同ギャラリーが神宮前5丁目の裏手に移転し4月21日にオープンした。
GALLERY TARGETは花井祐介、長場雄、KYNE、ロッカクアヤコといった作家を取り扱ってきた。新スペースのこけら落としとして、ロサンゼルスを中心に活躍するジェフ・マクフェトリッジ(Geoff McFetridge)の個展「BELIEF IN SPRING (ASLEEP UNDER ICE)」が開催されている。会期は5月13日まで。
マフェクトリッジはカナダ生まれ。アーティスト/デザイナーとして活動しており、シンプルなラインで描かれるグラフィックを制作してきた。映画『ヴァージン・スーサイド』『かいじゅうたちのいるところ』のグラフィックデザインなどでも知られ、2016年にはクーパーヒューイット・スミソニアン・ナショナル・デザイン賞を、2019年にはAIGAメダルを授与されている。
本展のためにマフェクトリッジは、人間と自然の関係を追求する夢のような作品を用意したいう。また、新ギャラリー地下にオープンしたスペース「B1倉庫(仮)」でも、マフェクトリッジの作品が展開されている。
ジェフ・マクフェトリッジの次は花井祐介の個展を予定。また、神宮前2丁目の旧ギャラリーの跡では、グラフィティ・アーティストのスティーブン・エスポ・パワーズのショップが展開される予定となっている。