天野喜孝が「馬」を描き下ろし。
人気のゲームシリーズの馬も
登場する展覧会が開催
馬の博物館・JRA 競馬博物館の2会場で、アーティスト・天野喜孝の展覧会が開催される。馬をテーマとした本展には、騎馬をはじめペガサスやユニコーン、ケンタウルスなどの馬がモチーフの幻獣、騎獣が並ぶ。会期は、馬の博物館が4月21日〜6月24日、JRA競馬博物館が5月12日〜6月24日。
繊細で妖艶・幻想的な絵柄で知られ、世界的な人気を博す天野喜孝の個展が馬の博物館、JRA競馬博物館の2会場で開催される。
天野喜孝は1952年静岡生まれ。67年にアニメーション製作会社「タツノコプロダクション」に入社し、天野嘉孝名義で『タイムボカン』などのアニメのキャラクターデザインを手がける。87年には『ファイナルファンタジー』のキャラクターデザインを担当。キャラクターデザインのみならずイラスト、装幀画や舞台美術、衣装デザインなど、幅広いジャンルで多数の作品を生み出し、90年代後半以降は世界各地で個展を開催してきた。
馬がテーマの本展では、ファンタジー小説の挿画でこれまで数多く描かれた騎馬をはじめ、ペガサスやユニコーン、ケンタウルスといった馬をモチーフとして創造された幻獣、騎獣が一堂に会する。
また、30点を上回る新作・初公開作品に加え、ゲーム「ファイナルファンタジー」シリーズからも馬などが描かれた作品が厳選、展示される。