EXHIBITIONS
鵜飼美紀 個展「共有する範囲について」
ギャラリークトーは、ラテックスを主素材に制作を行うアーティスト・鵜飼美紀の個展「共有する範囲について」を開催する。
鵜飼は1992年東京藝術大学美術学部油画専攻卒業、94年同大学大学院美術研究科修士課程修了。最近の展示に、「The World in Between」(gallery 21yo-j、東京、2021)、「ものあい」(遊工房アートスペース、東京、2018)、「Reflection:返礼—榎倉康二へ」(gallery 21yo-j/スペース23℃、東京、2015)、「池内晶子×鵜飼美紀」(gallery 21yo-j、東京、2011)がある。
作家は本展について、次のステイトメントを出している。
「わたしは主にラテックスというゴムを素材とし制作、また、ガラスの器に水を満たした作品、アメゴムの薄いシートを使った作品も展開している。その中でも、特に強い存在感を放つ素材がラテックスだ。液体ゴムのそれは少々扱いづらく、わたしがコントロールできる範囲を超え、美意識やイメージを軽く飛び越えてしまう。わたしが見ようとしたものは?わたしが突きつけられたものは?見ようとしたものと立ち現れたものの差異は、わたしを揺さぶる。受容なのか、拒絶なのか…戸惑いながらも曖昧なその境目に目を凝らす(鵜飼美紀)」。
鵜飼は1992年東京藝術大学美術学部油画専攻卒業、94年同大学大学院美術研究科修士課程修了。最近の展示に、「The World in Between」(gallery 21yo-j、東京、2021)、「ものあい」(遊工房アートスペース、東京、2018)、「Reflection:返礼—榎倉康二へ」(gallery 21yo-j/スペース23℃、東京、2015)、「池内晶子×鵜飼美紀」(gallery 21yo-j、東京、2011)がある。
作家は本展について、次のステイトメントを出している。
「わたしは主にラテックスというゴムを素材とし制作、また、ガラスの器に水を満たした作品、アメゴムの薄いシートを使った作品も展開している。その中でも、特に強い存在感を放つ素材がラテックスだ。液体ゴムのそれは少々扱いづらく、わたしがコントロールできる範囲を超え、美意識やイメージを軽く飛び越えてしまう。わたしが見ようとしたものは?わたしが突きつけられたものは?見ようとしたものと立ち現れたものの差異は、わたしを揺さぶる。受容なのか、拒絶なのか…戸惑いながらも曖昧なその境目に目を凝らす(鵜飼美紀)」。