EXHIBITIONS
村上華子
ANTICAMERA(OF THE EYE)
現在パリを拠点に活動する村上華子は、写真の古典技法や活版印刷術など、過去のものとされるメディアに焦点をあてた作品を発表してきた。各作品には、複製技術の起源に関する逸話や村上自身の経験から語られるテキストが添えられ、「虚と実」や「過去の史実と現在の仮説」が錯綜する空間が生み出される。
本展では、黎明期のカラー写真「オートクローム」から着想を得た村上が、写真を網膜のアナロジーとしてとらえることで「イメージが通過する空間」を表現する。
本展では、黎明期のカラー写真「オートクローム」から着想を得た村上が、写真を網膜のアナロジーとしてとらえることで「イメージが通過する空間」を表現する。