EXHIBITIONS
カールステン・ニコライ:Parallax パララックス
1965年に旧東ドイツのカールマルクス市に生まれ、現在はベルリンを拠点に人間の知覚や光、音、自然現象などの持つ特性やパターンに注目、美術・音楽・科学の領域を行き来する作品を制作するカールステン・ニコライ。アルヴァ・ノト名義でミュージシャンとしても活躍するニコライの日本国内の美術館においては約15年ぶりの個展となる本展では、「パララックス(視差:2つの異なる点から見ることで対象が異なって見える視覚効果)」と題し、ニコライの表現の根源を探る。
本展で発表されるのは、18m長のプロジェクション作品や吹き抜け空間を活用したサウンドインスタレーションを含む6つのプロジェクトなど、美術館の展示空間に合わせて綿密にリモデルされた作品群。ダイナミックな展示によって、作家の持つ表現の繊細な美しさが際立つと同時に、鑑賞者の身体に訴えかける鑑賞体験をもたらす。
本展で発表されるのは、18m長のプロジェクション作品や吹き抜け空間を活用したサウンドインスタレーションを含む6つのプロジェクトなど、美術館の展示空間に合わせて綿密にリモデルされた作品群。ダイナミックな展示によって、作家の持つ表現の繊細な美しさが際立つと同時に、鑑賞者の身体に訴えかける鑑賞体験をもたらす。