EXHIBITIONS

3は魔法の数字 three is a magic number 14

2019.07.13 - 09.01

three Eat Me(部分) 2012 「three is a magic number 4」(資生堂ギャラリー、2012)での展示風景

three Tokyo Binary(部分) 2011 「五感でアート PartⅡ」(長野県信濃美術館、2011)での展示風景

three 252 bit 2010 I氏コレクション

three 2363g  2018 戸村力也氏蔵

three 555bit 2013

 川崎弘紀、佐々木周平、小出喜太郎の3名からなるアートユニット「three(スリー)」。1986年福島県生まれの3人が2009年に結成し、国内外数多くのグループ展に参加するほか、2010年より個展「three is a magic number」を開催。魚型しょうゆ差しやフィギュア、キャンディなど、嗜好品を大量に組み合わせたインスタレーションや立体作品を発表し、ポップでカラフルな世界観で現代社会が内包する様々な問題の視覚化を試みてきた。

 本展では、threeの代名詞ともいえる魚型しょうゆ差しを用いたインスタレーションやフィギュア作品、また来館者とともに完成させる作品や高崎オリジナルの作品など新作も展示。「地方と都市」「群衆と個」といった、対極的で複雑に絡み合う両者に対して問題意識を持ちながら、冷静かつシニカルなまなざしで向き合い続ける「three」のメッセージを汲み取りたい。