EXHIBITIONS

升谷真木子「内臓とレモン」

TIME & STYLE MIDTOWN
2020.08.21 - 09.22
8
2

メインビジュアル

 ペインター・升谷真木子の個展「内臓とレモン」が東京ミッドタウンのTIME & STYLE MIDTOWNで開催される。

 升谷は1982年東京都生まれ。2012年武蔵野美術大学造形学部油絵科卒業。14年に東京藝術大学大学院絵画科油画専攻を修了。色鉛筆を使った繊細な絵画を制作し、都会でたくましく生きる植物の生命力を紙に写し取ること試みた作品や日常にあるものをモチーフとした作品を発表してきた。

 本展では、インテリアショップの店内を取り込むような升谷の手彫りのスタンプでつくられた壁紙のインスタレーション作品、日常からきっかけを得て描かれたペインティング作品などの新作を中心に紹介。インテリアとともに作品が配されることで、作家が日常のなかから何かを見出し、その先に作品表現があることを垣間見れる展覧会になると言う。

「作品は、手彫りでスタンプを制作するところから始まります。それは、記憶の断片を抽出するような作業です。残したい記憶を留めるためにスタンプをします。モチーフは、愛着や馴染みのあるものや、何気なく目にするもの、ふと疎外感を感じる予期しない風景など、それらの意識しているものと無意識のものを含んだ生活圏のなかから選んでいます。そこに、誰かの気配や痕跡を感じ、図像として残しています。そういった『形(モチーフ)」を絵のなかに残すのに、スタンプはとても大切です。 今回の展覧会では、繰り返される図像を空間に取り込むよう拡大させた『Wall Paper』シリーズを中心に、ペインティングとペンシルドローイングを出展します(升谷真木子)」。