EXHIBITIONS
橋本関雪~人・動物・風景~
橋本関雪(1883~1945)は、兵庫県に生まれ、大正から戦前にかけて京都画壇で活躍した日本画家。父・海関は明石藩の儒者であったことから幼少より漢学や詩文の素養を身につけ、同時に絵画にも関心を示した。
12歳の時、四条派の片岡公曠に学び、その後京都に出て竹内栖鳳に入門。文展では、1916(大正5)年から3年連続で特選に輝き、以降、帝展の中心画家として大正から戦前にかけて活躍した。
関雪は時に洋画など諸派の画風を取り入れつつも、自己の深い教養に根ざした格調高い作品を制作。また漢籍への造詣の深さから中国の古典に材を取った作品や、端正な筆致で動物画の佳作も数多く残した。
本展では、姫路市立美術館が所蔵し、寄託された関雪作品のうち一部を、人物・動物・風景という3つのモチーフを切り口に紹介する。
姫路市立美術館で関雪のまとまった作品展示は、2009年開催の企画展「橋本関雪」以来、11年ぶりのこと。掛け軸・屏風を中心に、初期から晩年にわたる幅広い年代の作品を展観する。
12歳の時、四条派の片岡公曠に学び、その後京都に出て竹内栖鳳に入門。文展では、1916(大正5)年から3年連続で特選に輝き、以降、帝展の中心画家として大正から戦前にかけて活躍した。
関雪は時に洋画など諸派の画風を取り入れつつも、自己の深い教養に根ざした格調高い作品を制作。また漢籍への造詣の深さから中国の古典に材を取った作品や、端正な筆致で動物画の佳作も数多く残した。
本展では、姫路市立美術館が所蔵し、寄託された関雪作品のうち一部を、人物・動物・風景という3つのモチーフを切り口に紹介する。
姫路市立美術館で関雪のまとまった作品展示は、2009年開催の企画展「橋本関雪」以来、11年ぶりのこと。掛け軸・屏風を中心に、初期から晩年にわたる幅広い年代の作品を展観する。