EXHIBITIONS
日本のアニメーション美術の創造者
山本二三展
~天空の城ラピュタ、火垂るの墓、もののけ姫、時をかける少女~
アニメーション映画の美術監督・背景画家として数々の名作に携わってきた山本二三。24歳の若さで、宮崎駿演出のテレビシリーズ『未来少年コナン』(1978)の美術監督に抜擢されると、高畑勲監督の劇場版『じゃりン子チエ』(1981)や『火垂るの墓』(1988)、宮崎監督の『天空の城ラピュタ』(1986)や『もののけ姫』(1997)、そして細田守監督の『時をかける少女』(2006)などの美術監督を務める。
物語の舞台を丹念に取材、あるいは設定し、実在しない空間の温度や空気感までも描き上げる山本。緻密な仕事と、卓越した水や雲の表現で、日本のアニメーション美術界を牽引する存在として今日まで活躍を続けている。
本展は、山本の手によるアニメーションのための背景画を中心に、その前段のスケッチ、イメージボードなどを含む初期作品から新作まで約200点を展示。珠玉の背景画世界を堪能できる内容となる。
物語の舞台を丹念に取材、あるいは設定し、実在しない空間の温度や空気感までも描き上げる山本。緻密な仕事と、卓越した水や雲の表現で、日本のアニメーション美術界を牽引する存在として今日まで活躍を続けている。
本展は、山本の手によるアニメーションのための背景画を中心に、その前段のスケッチ、イメージボードなどを含む初期作品から新作まで約200点を展示。珠玉の背景画世界を堪能できる内容となる。