EXHIBITIONS
吉岡千尋
mimesis
シルバーの画面にグリッドを用いて、揺らぎや隔たりを含んだ空間を構築する油彩作品を展開する作家、吉岡千尋が個展を開催。
本展では、イタリア・シエナで出会ったイコンの聖人が纏うアラベスク模様の衣装をモチーフに、その平面的でありながら複雑な視覚効果を持つ装飾部分の模写を試みる事から始まる「mimesis」シリーズを中心に展示する。
模写によって絵画の持つ物質的な層を明らかにしながら、その工程の中で得た感覚を油彩に大きく引き伸ばして描き、見ることと描くことを行き来した新たな光景を紡ぐ。
本展では、イタリア・シエナで出会ったイコンの聖人が纏うアラベスク模様の衣装をモチーフに、その平面的でありながら複雑な視覚効果を持つ装飾部分の模写を試みる事から始まる「mimesis」シリーズを中心に展示する。
模写によって絵画の持つ物質的な層を明らかにしながら、その工程の中で得た感覚を油彩に大きく引き伸ばして描き、見ることと描くことを行き来した新たな光景を紡ぐ。