スパイラルガーデン

　複合文化施設「スパイラル」は、アートギャラリーと多目的ホールを中心に、カフェ、レストラン・バー、生活雑貨ショップ、トータル・ビューティ・サロンなどで構成される。1985年から「生活とアートの融合」をコンセプトに活動し、現代美術やデザインの展覧会、演劇やダンスなどの舞台公演、コンサート、ファッションショー、シンポジウムといった同時代性が高く、そしてジャンルを横断するようなアートイベントを数多く開催してきた。

　建築家・槇文彦の設計によるビルは、80年代の日本モダニズム建築を代表する建築物のひとつとして国際的に知られる。ギャラリーを見渡すカフェからショップを通って多目的ホールへと連なるオープンな空間構成が、通常の美術館や劇場とは異なったアートとの出会いを体験できる。