EXHIBITIONS
濱 大二郎 ドローイングブック 出版記念展「Telepathy」
オランダを拠点に活動するアーティスト・濱大二郎のドローイングブック出版を記念した個展「Telepathy」がライトシード・ギャラリーで開催。『MUTANT1』『MUTANT2』の2冊が同時刊行される。
濱は1984年島根県生まれ。2005年にカナダのトロントへ単身移動、映像作品の衣装と美術に携わる。11年の帰国後は京都を拠点に活動し、18年にオランダへ移住。現在はデン・ハーグを拠点としながら、ヨーロッパや日本で作品を発表している。
長年、濱はA5サイズのノートをつねに持ち歩き、その日に出会ったヒト、モノ、コトの瞬間の記録としてドローイングを描き続けてきた。これらの膨大なドローイングのなかからイメージを集約し、ペインティング作品を生み出している。
濱にとって初の作品集となる『MUTANT1』『MUTANT2』は、これまでに発表した作品のもととなるドローイングを収録したもの。そこでは近年の作品の主役ともいえ、象徴的な存在となった突然変異体「PUMAN」の生まれるまでのストーリーを垣間見ることができる。
濱は「PUMANは、自身の自画像であり、鑑賞者の肖像でもあり、誰もが持っている人間の純粋な部分を映し出す『鏡のような存在』だ」と話している。
今回の出版記念展では、新刊に収録された400点以上のドローイングに加え、「PUMAN」と共通する突然変異体でありながらも、他者であり異なる存在だという「Friend」を登場させた、新作ペインティング13点も展示している。
濱は1984年島根県生まれ。2005年にカナダのトロントへ単身移動、映像作品の衣装と美術に携わる。11年の帰国後は京都を拠点に活動し、18年にオランダへ移住。現在はデン・ハーグを拠点としながら、ヨーロッパや日本で作品を発表している。
長年、濱はA5サイズのノートをつねに持ち歩き、その日に出会ったヒト、モノ、コトの瞬間の記録としてドローイングを描き続けてきた。これらの膨大なドローイングのなかからイメージを集約し、ペインティング作品を生み出している。
濱にとって初の作品集となる『MUTANT1』『MUTANT2』は、これまでに発表した作品のもととなるドローイングを収録したもの。そこでは近年の作品の主役ともいえ、象徴的な存在となった突然変異体「PUMAN」の生まれるまでのストーリーを垣間見ることができる。
濱は「PUMANは、自身の自画像であり、鑑賞者の肖像でもあり、誰もが持っている人間の純粋な部分を映し出す『鏡のような存在』だ」と話している。
今回の出版記念展では、新刊に収録された400点以上のドローイングに加え、「PUMAN」と共通する突然変異体でありながらも、他者であり異なる存在だという「Friend」を登場させた、新作ペインティング13点も展示している。