EXHIBITIONS
KUMA experiment vol.2
呼吸する距離
クマ財団ギャラリーでは、帷子つらね、桒原幹治、柴田まお、曾斯琴、山﨑結子による企画展「呼吸する距離」が開催される。クマ財団6期生の若手クリエイターを紹介する企画「KUMA experiment」の第2弾。
公益財団法人クマ財団は「創造性が共鳴し合う、世の中に」をビジョンに掲げ、クリエイター奨学金をはじめ、次世代を担うクリエイターの育成に取り組んでいる。今回の「KUMA experiment」は、クマ財団6期生・55名の作品や活動を発表していく展覧会シリーズだ。
今回参加するのは、コミュニケーションの排他性や暴力性、脆さをテーマとする歌人の帷子つらね、様々なメディアでリズムの概念とその諸相に迫る桒原幹治、「人と人の繋がり」を見つめ、彫刻やインスタレーションを制作する柴田まお、関係性を考え、現代社会に溶け込む染織作品を創る曾斯琴(Siqin Zeng)、そして、写真を軸に個人間のコミュニケーションを重要視し制作する山﨑結子。
5名が現代の関係性について探る本展のステイトメントにて、以下のように述べている。
「わたしがいて、あなたがいる。わたしの身体があり、あなたの身体がある。切り出された存在を生きるひとりひとりの間には、決して消し去ることのできない差異が横たわっています。ときにことばを交わし、時間や空間をわかちあいながら、わたしたちをめぐる差異もまた、繊細な息づかいで変化するのです。この展示は、さまざまなメディアを通じて、他者と他者とをゆるやかに繋ぎ、そして隔てる差異をまなざす試みです」。
なお「KUMA experiment」シリーズは、全9会期にわたりクマ財団ギャラリーで開催されるほか、音楽・演劇などのパフォーマンスを軸としたイベントも予定している。
公益財団法人クマ財団は「創造性が共鳴し合う、世の中に」をビジョンに掲げ、クリエイター奨学金をはじめ、次世代を担うクリエイターの育成に取り組んでいる。今回の「KUMA experiment」は、クマ財団6期生・55名の作品や活動を発表していく展覧会シリーズだ。
今回参加するのは、コミュニケーションの排他性や暴力性、脆さをテーマとする歌人の帷子つらね、様々なメディアでリズムの概念とその諸相に迫る桒原幹治、「人と人の繋がり」を見つめ、彫刻やインスタレーションを制作する柴田まお、関係性を考え、現代社会に溶け込む染織作品を創る曾斯琴(Siqin Zeng)、そして、写真を軸に個人間のコミュニケーションを重要視し制作する山﨑結子。
5名が現代の関係性について探る本展のステイトメントにて、以下のように述べている。
「わたしがいて、あなたがいる。わたしの身体があり、あなたの身体がある。切り出された存在を生きるひとりひとりの間には、決して消し去ることのできない差異が横たわっています。ときにことばを交わし、時間や空間をわかちあいながら、わたしたちをめぐる差異もまた、繊細な息づかいで変化するのです。この展示は、さまざまなメディアを通じて、他者と他者とをゆるやかに繋ぎ、そして隔てる差異をまなざす試みです」。
なお「KUMA experiment」シリーズは、全9会期にわたりクマ財団ギャラリーで開催されるほか、音楽・演劇などのパフォーマンスを軸としたイベントも予定している。