笠間日動美術館 珠玉のコレクション 近代西洋美術の巨匠たち

　東広島市立美術館で、特別展「笠間日動美術館 珠玉のコレクション 近代西洋美術の巨匠たち―モネ、ルノワールからゴッホ、ピカソまで」が開催されている。

　19世紀から20世紀にかけて、ヨーロッパの作家たちは、つねに新しい表現を模索し、これを生み出してきた。うつろう光を追いかけた印象派のクロード・モネや、主に女性像や風景を描いたピエール＝オーギュスト・ルノワール、燃えるような色彩と力強い筆致の画風を確立したフィンセント・ファン・ゴッホ、そして20世紀を代表する芸術家パブロ・ピカソらも、この流れに位置付けられる。

　本展では、茨城県笠間市の笠間日動美術館コレクションから、この時代を象徴する近代西洋美術の巨匠たちの珠玉の作品を展示。

　加えて、江戸時代の民衆絵画であり日本文化へ関心を寄せていたスペインの画家ジョアン・ミロも注目した「大津絵」の逸品と、東広島市立美術館所蔵のミロの版画の展示も楽しめるという。