EXHIBITIONS
殿敷侃―僕は夜明けを信じた
1942年、広島に生まれた殿敷侃(とのしき・ただし)は29歳で画家を志し、本格的な制作を開始。
70年代からは山口を拠点に、両親と自身の被爆体験に向き合い、緻密な点描による絵画、版画作品を手がけた。80年代には絵画、版画からインスタレーションへと作風を大きく展開。シルクスクリーンによる作品や、消費社会や環境をテーマにした廃棄物、漂流物からなるダイナミックなインスタレーション作品を発表した。
いまなお鮮烈な印象を与えてやまない殿敷の回顧展となる本展では、初期の油絵、70年代の点描によるペン画、ものの姿形をかたどった銅版画、80年代の《霊地》シリーズ(シルクスクリーン)など約40点を紹介する。
70年代からは山口を拠点に、両親と自身の被爆体験に向き合い、緻密な点描による絵画、版画作品を手がけた。80年代には絵画、版画からインスタレーションへと作風を大きく展開。シルクスクリーンによる作品や、消費社会や環境をテーマにした廃棄物、漂流物からなるダイナミックなインスタレーション作品を発表した。
いまなお鮮烈な印象を与えてやまない殿敷の回顧展となる本展では、初期の油絵、70年代の点描によるペン画、ものの姿形をかたどった銅版画、80年代の《霊地》シリーズ(シルクスクリーン)など約40点を紹介する。