EXHIBITIONS

TOKAS-Emerging 2025

 トーキョーアーツアンドスペース本郷で「TOKAS-Emerging 2025」が開催される。

 「TOKAS-Emerging」は、トーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)が2001年より行っている若手アーティストの活動支援プログラムだ。日本国内を拠点とする35歳以下のアーティストを対象に公募を行い、個展開催の機会を提供している。

 2024年に実施した本展の公募では、ある環境のなかで適応と反発を繰り返しながら自己を形成する生き物をテーマに絵画を制作する井澤茉梨絵、個人の生活のなかで生み出される筆跡に興味をもち、それらを解体・再構成したインスタレーションを展開する奥村美海、インフラや通信技術等、システムのなかで解体されうる身体を彫刻で表現する高橋直宏、炭鉱をモチーフにした作品をとおして自然と人のつながりを探る野村由香の4名が選出された。絵画、彫刻、インスタレーションなど様々な表現による作品を鑑賞することができる。