EXHIBITIONS
荒井茂雄展 人生の詩
長野県に生まれた荒井茂雄は、幼い頃から絵を得意とし、同県上田市で布の模様染めのひとつである友禅と日本画を学んだ後、猪熊弦一郎に師事。以降、洋画・日本画という区分やひとつのスタイルにとらわれることなく、新たな表現への探求を続けてきた。
初期には花や鳥などをモチーフとした油彩画を制作し、80年代半ばより色彩豊かで実験的な抽象表現や、身近な日用品を組み合わせた立体作品を制作、近年では自らの作品や浮世絵などのイメージを組み合わせたコラージュを手がけるなど、その表現の展開は豊かな様相を呈している。
猪熊ゆかりの地である丸亀市や丸亀市猪熊弦一郎現代美術館と長年深く関わり続け、2016年には丸亀市文化振興賞を受賞した荒井。いずれの時期においても鮮やかな色彩を巧みに操る感覚、素材やモチーフの意外な組み合わせ、日常のなかにあるものへの新鮮なまなざしなど、猪熊の教えを受け継ぎながら自身が確立した固有の精神が作品に息づいてる。
本展は、時期ごとの代表的な作品、97歳にして取り組んだ最新のシリーズをあわせて展示。70年以上におよぶ画業を第2の故郷・丸亀で一堂に紹介する。
初期には花や鳥などをモチーフとした油彩画を制作し、80年代半ばより色彩豊かで実験的な抽象表現や、身近な日用品を組み合わせた立体作品を制作、近年では自らの作品や浮世絵などのイメージを組み合わせたコラージュを手がけるなど、その表現の展開は豊かな様相を呈している。
猪熊ゆかりの地である丸亀市や丸亀市猪熊弦一郎現代美術館と長年深く関わり続け、2016年には丸亀市文化振興賞を受賞した荒井。いずれの時期においても鮮やかな色彩を巧みに操る感覚、素材やモチーフの意外な組み合わせ、日常のなかにあるものへの新鮮なまなざしなど、猪熊の教えを受け継ぎながら自身が確立した固有の精神が作品に息づいてる。
本展は、時期ごとの代表的な作品、97歳にして取り組んだ最新のシリーズをあわせて展示。70年以上におよぶ画業を第2の故郷・丸亀で一堂に紹介する。