EXHIBITIONS
和田昌宏「MASAHIRO WADA FILM WORKS」
2017年にスタートした「奥能登国際芸術祭」への参加や「ASIAN ART AWARD 2018」のファイナリストに選出されるなど、その活動が注目される和田昌宏が個展を開催する。
和田は1977年東京都生まれ、2004年にロンドン大学ゴールドスミスカレッジ ファイン・アートを卒業。これまでに「さるかに合戦」「こぶとりじいさん」「山姥」などの昔話を作品化し、多くの日本人が知る童話性の高いエピソードを着想源としながら、原作のイメージとはかけ離れたシリアスな映像と重層的な構造で現代社会の様相や人間の精神の深淵を炙り出してきた。
近年では、建築物のような可動式インスタレーションを映像の中におし広げる手法や、炎・肉・闇・煙といったプリミティヴかつ魔術的なモチーフが扱われ、映像やインスタレーション、パフォーマンスといった多岐にわたる美術表現へのダイナミックな実験と挑戦を見て取ることができる。
本展では、「昔話」を題材に制作してきた映像作品群を軸に展開。「さるかに合戦」「こぶとりじいさん」「山姥」の3作品を中心に、神話や民間伝承にまつわる他作品、スケッチ的な素材なども織り交ぜながら、近年の和田の一側面に注目する。
和田は1977年東京都生まれ、2004年にロンドン大学ゴールドスミスカレッジ ファイン・アートを卒業。これまでに「さるかに合戦」「こぶとりじいさん」「山姥」などの昔話を作品化し、多くの日本人が知る童話性の高いエピソードを着想源としながら、原作のイメージとはかけ離れたシリアスな映像と重層的な構造で現代社会の様相や人間の精神の深淵を炙り出してきた。
近年では、建築物のような可動式インスタレーションを映像の中におし広げる手法や、炎・肉・闇・煙といったプリミティヴかつ魔術的なモチーフが扱われ、映像やインスタレーション、パフォーマンスといった多岐にわたる美術表現へのダイナミックな実験と挑戦を見て取ることができる。
本展では、「昔話」を題材に制作してきた映像作品群を軸に展開。「さるかに合戦」「こぶとりじいさん」「山姥」の3作品を中心に、神話や民間伝承にまつわる他作品、スケッチ的な素材なども織り交ぜながら、近年の和田の一側面に注目する。