EXHIBITIONS
蓮沼執太: ~ ing
音楽作品の制作やプロデュース、映画、演劇、ダンスなど他ジャンルとのコラボレーション、音楽的出自が異なるミュージシャンたちを集めたコンサートなど、多彩な音楽活動を展開する蓮沼執太。近年では、作曲という手法を様々なメディアに応用した映像、 サウンド、立体、インスタレーションを発表し、個展形式での展覧会やプロジェクトを活発に行っている。最新アルバムにタブラ奏者・U-zhaanとのコラボレーションアルバム『2 Tone』、シアターピース『TIME』(KAAT 神奈川芸術劇場)。
多くの社会問題を抱える現代を大きな変革の時期ととらえる蓮沼は、自身の10年余りの音楽活動やこれまで影響を受けてきた他者の作品を再検証する必要があると考え、過去と現在の作品を相対化させることによって過去に新たな視点を見出す、また作品に新たな視点を生む可能性があることも示唆している。
本展では、過去と現在のコンセプトとの差や共通点を見つけ出し、変化の様子をたどるプロセスを経て、蓮沼のクリエーションの柱となるフィールドワーク、協働、現象といった要素を抽出して制作した映像、サウンド、立体作品などを展示。人間と人間、人間と自然やテクノロジーなど人間以外のものとの新たな関係性と共存について考察すると同時に、展示作品を構成(作曲)し、ひとつの調和をつくり出す。また、空間に存在するすべての音をまとめた、ひとつの音楽にすることにも試みる。
多くの社会問題を抱える現代を大きな変革の時期ととらえる蓮沼は、自身の10年余りの音楽活動やこれまで影響を受けてきた他者の作品を再検証する必要があると考え、過去と現在の作品を相対化させることによって過去に新たな視点を見出す、また作品に新たな視点を生む可能性があることも示唆している。
本展では、過去と現在のコンセプトとの差や共通点を見つけ出し、変化の様子をたどるプロセスを経て、蓮沼のクリエーションの柱となるフィールドワーク、協働、現象といった要素を抽出して制作した映像、サウンド、立体作品などを展示。人間と人間、人間と自然やテクノロジーなど人間以外のものとの新たな関係性と共存について考察すると同時に、展示作品を構成(作曲)し、ひとつの調和をつくり出す。また、空間に存在するすべての音をまとめた、ひとつの音楽にすることにも試みる。