EXHIBITIONS
浜口陽三展 あるかがやき―森芳雄の作品とともに
20世紀後半、パリを拠点に活躍した銅版画家の浜口陽三は、ピカソやクレーなどを扱うベルグリューン画廊と出会い、国際的なコンクールで次々と受賞を重ねた。深みのある黒を基調にした作品は、穏やかな静けさをたたえ、鑑賞者を魅了する。
浜口が本格的に銅版画の制作を始めたのは1950年頃。同じ自由美術家協会の一員だった洋画家、森芳雄のアトリエを間借りし、慣れない版画と向き合う日々を送った。
本展では、浜口が芸術家として開花する時代をともにした森芳雄との交流を浜口の銅版ほか約50点と、森の油彩画6点、素描や資料を展示。戦前のパリで芸術を学び、戦後には新しい美術をつくりだそうと切磋琢磨した2人の歩みをたどる。
浜口が本格的に銅版画の制作を始めたのは1950年頃。同じ自由美術家協会の一員だった洋画家、森芳雄のアトリエを間借りし、慣れない版画と向き合う日々を送った。
本展では、浜口が芸術家として開花する時代をともにした森芳雄との交流を浜口の銅版ほか約50点と、森の油彩画6点、素描や資料を展示。戦前のパリで芸術を学び、戦後には新しい美術をつくりだそうと切磋琢磨した2人の歩みをたどる。