EXHIBITIONS
琉球 美の宝庫
かつては琉球と呼ばれ、独自の美を生み出した沖縄は、400年以上にわたって「万国津梁(世界の架け橋)」として繁栄し、東アジア諸国の至宝で満ちていたと言われている。紅型や琉球漆器といった琉球美術がコレクションのひとつの核をなすサントリー美術館は、琉球の染織・絵画・漆芸を特集し、その美術を総合的にとらえる展覧会を開催する。
本展の見どころのひとつとなるのが、近年東京でまとまって公開されることがなかった琉球絵画。加えて、鮮やかな紅型に代表される染織や螺鈿・沈金・箔絵などの技法を使った漆芸作品も展示される。
第二次世界大戦の戦禍をくぐりぬけ、現在に守り伝えられた優品が一堂に集う本展。なかでも首里王府を治めた尚家に継承された国宝『琉球国王尚家関係資料』、8月22日〜9月2日の期間限定で披露される国宝《玉冠(付簪)》は必見だ。
本展の見どころのひとつとなるのが、近年東京でまとまって公開されることがなかった琉球絵画。加えて、鮮やかな紅型に代表される染織や螺鈿・沈金・箔絵などの技法を使った漆芸作品も展示される。
第二次世界大戦の戦禍をくぐりぬけ、現在に守り伝えられた優品が一堂に集う本展。なかでも首里王府を治めた尚家に継承された国宝『琉球国王尚家関係資料』、8月22日〜9月2日の期間限定で披露される国宝《玉冠(付簪)》は必見だ。