EXHIBITIONS
佐藤令奈
Slightly but quite different
1984年東京生まれのペインター、佐藤令奈は、絵肌を人の肌ととらえるように、観る人が思わず触りたくなるような絵画表現を行う。
佐藤の制作は、パネルに張った麻のキャンバスに油絵具を叩くようにして描くことからスタートする。叩くことから発生する油絵具の微妙な凹凸に、数種類の暖色系の絵具をさらに叩き込み、サンドベーパーで削り出すことで、下に隠れていた様々な絵具の色層が繊細に表出。こうした手法で何層にもなる画面から、複雑で、独特な佐藤令奈のマチエールとバルールが完成、ここから佐藤令奈の本格的なフォルムの制作が始まる。
本展のために、作家は新しい表現対象に挑戦。100号の大作をはじめ、ドローイングも含め約7点を展示する。
佐藤の制作は、パネルに張った麻のキャンバスに油絵具を叩くようにして描くことからスタートする。叩くことから発生する油絵具の微妙な凹凸に、数種類の暖色系の絵具をさらに叩き込み、サンドベーパーで削り出すことで、下に隠れていた様々な絵具の色層が繊細に表出。こうした手法で何層にもなる画面から、複雑で、独特な佐藤令奈のマチエールとバルールが完成、ここから佐藤令奈の本格的なフォルムの制作が始まる。
本展のために、作家は新しい表現対象に挑戦。100号の大作をはじめ、ドローイングも含め約7点を展示する。