EXHIBITIONS

トンコハウス展

「ダム・キーパー」の旅

2018.07.21 - 09.02

『ダム・キーパー』より浮遊する街 © 2017 Tonko House Inc. ALL RIGHTS RESERVED

『ピッグ 丘の上のダム・キーパー』 © 2017 Tonko House Inc. ALL RIGHTS RESERVED

『ダム・キーパー』 © 2017 Tonko House Inc. ALL RIGHTS RESERVED

 アメリカのアニメーションスタジオ「トンコハウス」の九州初となる展覧会が開催される。

 「トンコハウス」は、ピクサーで『トイ・ストーリー3』や『モンスターズユニバーシティ』のアートワークを手がけた堤大介とロバート・コンドウが、純粋につくることを楽しみ、チャレンジし続ける環境を求めて2014年に設立。初作品となる短編映画『ダム・キーパー』は、国際映画祭で20以上もの賞を受賞するなど高評価を集め、15年にはアカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされた。短編映画のほか、17年には1話5分、全10話のシリーズ作品『ピッグ 丘の上のダム・キーパー』を発表。現在は『ダム・キーパー』をもとにした長編映画の制作に取り組んでいる。

 本展では、トンコハウスのアニメーションにかける思いに迫りながら、NHK Eテレで放送されたシリーズ作品や制作中の長編映画など、さらに広がり続ける『ダム・キーパー』の世界を紹介。温かみのあるかわいらしいキャラクターデザイン、深く考え抜かれたストーリー設定、光や街が美しい背景デザインに加え、スケッチやマケット、映像などの新作も交えて公開する。