EXHIBITIONS
鷲津民子「− through ’18 − 飛ぶ家」
元永定正に師事し、50歳で作家活動をスタートさせた鷲津民子(わしづ・たみこ)。70歳を超えてなお精力的に制作に打ち込み、近年は《Washizu Drawing》と名づけたノートの作品を手がけ、発表を続けている。
《Washizu Drawing》は、コラージュやアサンブラージュの手法で、無地のノートに日記を書くように1ページずつ完成させていく作品。最後のページを終えると、ノートは素材や画材で閉じられないほどに膨らみ、鷲津の感覚や記憶、日常を実体化させた「おもちゃ箱」の様相を呈する。この作品に留まらず、鷲津は完成したノートをひとつの発想源として、ページごとのイメージを単体で独立させ、作品に移し替える作業にも取り組む。
本展では、《Washizu Drawing》と、ノートから飛び出したイメージを立体化した、3次元のドローイングを展開する。
《Washizu Drawing》は、コラージュやアサンブラージュの手法で、無地のノートに日記を書くように1ページずつ完成させていく作品。最後のページを終えると、ノートは素材や画材で閉じられないほどに膨らみ、鷲津の感覚や記憶、日常を実体化させた「おもちゃ箱」の様相を呈する。この作品に留まらず、鷲津は完成したノートをひとつの発想源として、ページごとのイメージを単体で独立させ、作品に移し替える作業にも取り組む。
本展では、《Washizu Drawing》と、ノートから飛び出したイメージを立体化した、3次元のドローイングを展開する。