EXHIBITIONS
山本優美「コロモガエ outgrow」
自身の思い出のこもった衣類や家族や友人が着ていた衣服をモチーフに、その肌触りやものが持つ記憶を想起させるような、精巧な陶芸作品を手がけてきた山本優美。執拗なまでの観察眼と卓越した手わざは、柔らかくて軽いものをそのまま硬くて重いものに変える「逆転の一瞬」を表現することを可能にすると同時に、カメラとはまったく別の、ある種の写真装置が存在していることを知らしめた。
2017年の春、初めての子供を出産し、現在は子育てと並行しながら、現代美術家として精力的に制作を続ける山本。本展では、「母」として、そして作家として一歩を踏み出し、まさにいま変化しつつある「衣」を公開する。
2017年の春、初めての子供を出産し、現在は子育てと並行しながら、現代美術家として精力的に制作を続ける山本。本展では、「母」として、そして作家として一歩を踏み出し、まさにいま変化しつつある「衣」を公開する。