EXHIBITIONS

浮世絵で見る歌舞伎の世界

石川常四郎コレクションの役者絵

2018.10.18 - 12.24

三代歌川豊国 祝言松島台 大判錦絵 1857 栃木市蔵

豊原国周 双蝶々廓達引 大判錦絵三枚続 1890 栃木市蔵

三代歌川豊国 当勢和歌参人 大判錦絵三枚続 1857 栃木市蔵

 江戸時代、人々の一番のエンターテインメントであった歌舞伎。江戸から明治初期に至るまで、歌舞伎役者を描いた浮世絵が数多く出版された。

 本展では、栃木市の文化活動に積極的に携わりながら、長年にわたって浮世絵版画を収集した石川常四郎のコレクションの多くを占める「役者絵」を特集。三代歌川豊国、歌川国芳、豊原国周らが描いた当時のスター役者、人気演目などの浮世絵を中心に展示し、栃木と歌舞伎の関わりについても紹介する。