EXHIBITIONS
内山聡「stripe(s)」
「平面絵画とは何か」を問い、作家活動を続けてきた内山聡。同時に、高度な技巧を要さず、延々と単純作業を繰り返すこと、労働として関わった時間が集積して物質化されるものが、美術作品になり得ることを提言してきた。
これまで、10色の紙テープを無作為に選び取って可能な限り巻き続けた作品《It’s growing up》(2009〜15)や、エアセルマットの無数の気泡に絵具を注入したシリーズ「injected painting」(2014〜17)など、果てしない単純労働の積み重ねを、あえて「平面絵画」として発表している。
本展に並ぶ作品群のテーマは「stripe(s)」。様々な色の糸を作家自身の両腕を広げた長さに切り、たんに、支持体に何万本も括りつけて垂らした状態を作品として展示する。
これまで、10色の紙テープを無作為に選び取って可能な限り巻き続けた作品《It’s growing up》(2009〜15)や、エアセルマットの無数の気泡に絵具を注入したシリーズ「injected painting」(2014〜17)など、果てしない単純労働の積み重ねを、あえて「平面絵画」として発表している。
本展に並ぶ作品群のテーマは「stripe(s)」。様々な色の糸を作家自身の両腕を広げた長さに切り、たんに、支持体に何万本も括りつけて垂らした状態を作品として展示する。