鬼頭健吾「Rolling Branches」

　人工的な色彩や身のまわりの素材を組み合わせ、異空間を創出するアーティスト・鬼頭健吾の個展が開催される。

　鬼頭は1977年愛知県名古屋市生まれ、現在は群馬県高崎市を拠点に活動。近年の主な個展に「color color」（ガトーフェスタ ハラダ 本社ギャラリー、群馬、2018）、「Multiple Star」（ハラ ミュージアム アーク、群馬、2017〜18）、「YCC Temporary 鬼頭健吾」（YCCヨコハマ創造都市センター‎、神奈川、2017）、「Migration "回遊"」（群馬県立近代美術館、2015）などがある

　回転、循環、反復といった動きや光の反射を取り入れたインスタレーション、立体、平面など多様な表現方法で制作を続ける鬼頭。本展では、有機的な細い線が回転しながら空間に浮遊する、木の枝を使った新作インスタレーションと、ペインティングを発表する。