EXHIBITIONS

SICF20

スパイラルホール(EXHIBITION)、スパイラルガーデンほか(PLAY)
2019.05.01 - 05.06

劇団子供距人 人力おばけ屋敷(「SICF19 PLAY」でのパフォーマンス風景) 撮影=市川勝弘

SICF19のEXHIBITION会場風景 撮影=ただ(ゆかい)

 若手クリエーターの発掘・育成・支援を目的としたアートフェスティバル「SICF」。ブース出展部門「EXHIBITION」とパフォーマンス部門「PLAY」の2部門で、公募によって選出された気鋭の若手クリエイターが立体やインスタレーション、メディアアート、写真、絵画、ファッション、プロダクトデザイン、パフォーマンス、またはこれら既存のジャンルにとらわれない作品を発表し、活発なプレゼンテーションを展開する。

 今回は20周年記念プログラムとして、月岡彩(SICF2グランプリ)による水引細工を組み合わせた門や装飾で来場者を迎えるエントランスプログラム「晴門」を実施。また、20秒と20枚のスライドを使ってプレゼンテーションする毎年恒例の「PechaKucha」には、「EXHIBITION」審査員を務める倉本美津留を司会に迎え、「SICF Winners Presentation, Powered by PechaKucha」と題して、歴代のSICF受賞者8名が揃う。

 スパイラルホールが会場となるEXHIBITIONは、5月1日、3日、5日に作家150組が参加。続く4日〜5日の「PLAY」では、スパイラルガーデンとそのほかのスパイラルの空間を生かし、ダンスや演劇、お笑い、来場者参加型のパフォーマンスなどが行われる。

 会期の最後には審査員の選定によって、優秀作品にグランプリ、準グランプリ、各審査員賞が、来場者の投票でオーディエンス賞が決定。サテライト会場となる東京・原宿のライフスタイルショップ&カフェ「THINK OF THINGS」で、映像作家・大西景太(「SICF12」スパイラル奨励賞受賞)の企画展「大西景太 × THINK OF THINGS “環境文具”」も開催される。