EXHIBITIONS

ショパン–200年の肖像

2019.10.12 - 11.24

アリ・シェフェール フリデリク・ショパンの肖像 1847 © Dordrechts Museum

フリデリク・ショパン「エチュード ヘ長調 作品10の8」自筆譜(製版用) 1833以前 Photo by The Fryderyk Chopin Institute

マルチン・ザレスキ ヴェジブノからのポーランド軍部隊の帰還 1831 © Ligier Piotr / Muzeum Narodowe w Warszawie

 いまも世界中で愛され続ける、ポーランド出身の作曲家フリデリク・ショパン。『子犬のワルツ』『別れの曲』など、日本人にとっても耳なじみの曲が多いショパンは、繊細な曲調やピアノ曲を多数作曲したことから「ピアノの詩人」と呼ばれ、ピアノ音楽の新しい表現様式を拡大したことでも知られている。

 本展は、日本とポーランドが国交樹立100周年、ショパンの生誕約200年を迎えることを記念して開催。多彩な美術作品や資料を通じ、ショパンの音楽と生涯を主軸にその人物像を紹介する。

 展示品は、ポーランドの国立フリデリク・ショパン研究所が運営するフリデリク・ショパン博物館からの美術作品や資料を中心に、国内外に収蔵される自筆の楽譜や手紙、油彩画、版画、ポスター、彫刻、書籍など約250点が並ぶ。