EXHIBITIONS
歌川国芳 ―父の画業と娘たち
迫力ある武者絵やユーモアあふれる戯画で、近年人気が高まっている浮世絵師・歌川国芳。本展では、太田記念美術館の国芳コレクションを中心に、水滸伝の豪傑や西洋画の表現を取り入れた風景画、戯画などの代表作を含む約80点を年代順に展示し、国芳の画業の変遷を時代背景とともにたどる。
また、浮世絵師として芳鳥、芳女の画号で活動した国芳の2人の娘にも注目。わずかに残された作品から、2人の画業を紹介する。
本展の見どころの作品のひとつ、国芳の《江都勝景中洲より三つまた永代ばしを見る図》は、子どもたちが凧あげや羽根つきをして遊んでいる正月の風景を描いた作品。作中に登場するひとりの女の子は、長女「とり」と考えられており、国芳が40歳を過ぎてから生まれた娘に対する慈愛のまなざしを見ることができる。
また、浮世絵師として芳鳥、芳女の画号で活動した国芳の2人の娘にも注目。わずかに残された作品から、2人の画業を紹介する。
本展の見どころの作品のひとつ、国芳の《江都勝景中洲より三つまた永代ばしを見る図》は、子どもたちが凧あげや羽根つきをして遊んでいる正月の風景を描いた作品。作中に登場するひとりの女の子は、長女「とり」と考えられており、国芳が40歳を過ぎてから生まれた娘に対する慈愛のまなざしを見ることができる。