EXHIBITIONS
後藤克芳 ニューヨークだより
“一瞬一瞬をアートする”
ニューヨークを舞台に、大胆かつ繊細な作品を発表した作家・後藤克芳の東京初となる回顧展が開催される。
後藤克芳(1936〜2000)は、ニューヨークを舞台に、現代美術の新しい流れとなったポップ・アートに取り組み、活躍した作家。自然豊かな山形県米沢市に生まれ育った後藤は、武蔵野美術学校西洋画科卒業後に渡米して永住権を獲得し、終生制作に励んだ。またニューヨークの文化や暮らしを伝える「ニューヨークだより」を、山形新聞などで連載していた。
後藤は主に木を用い、スーパーリアリズムの手法で完成度の高い半立体作品を制作。ポップでキッチュな作風とは裏腹に、非常に几帳面な仕上がりの作品は、見る者を引きつける。
本展では、後藤の作品を数多く所蔵する米沢市上杉博物館の全面協力により、作家の没後、遺族によって郷里へもたらされた作品群を一堂に展示。「日常がアートになる」と、身近な題材を「アート」に昇華させた後藤の作品を紹介する(一部展示替えあり)。
後藤克芳(1936〜2000)は、ニューヨークを舞台に、現代美術の新しい流れとなったポップ・アートに取り組み、活躍した作家。自然豊かな山形県米沢市に生まれ育った後藤は、武蔵野美術学校西洋画科卒業後に渡米して永住権を獲得し、終生制作に励んだ。またニューヨークの文化や暮らしを伝える「ニューヨークだより」を、山形新聞などで連載していた。
後藤は主に木を用い、スーパーリアリズムの手法で完成度の高い半立体作品を制作。ポップでキッチュな作風とは裏腹に、非常に几帳面な仕上がりの作品は、見る者を引きつける。
本展では、後藤の作品を数多く所蔵する米沢市上杉博物館の全面協力により、作家の没後、遺族によって郷里へもたらされた作品群を一堂に展示。「日常がアートになる」と、身近な題材を「アート」に昇華させた後藤の作品を紹介する(一部展示替えあり)。